単相3線 負荷分散シミュレーター
単相3線式の住宅・店舗で、家電がL1相・L2相どちらに偏っているかを家電ごとに診断。インバーター機の実使用電流補正にも対応しています。
案件
契約アンペアを選ぶ
計算モード
配線方式
同時に使う家電をオンにする
家電を追加する(リストにない機器)
100V機器は追加後、家電カードのチップでL1/L2相を選べます。200V機器は自動的に両相にまたがります。
一般的な住宅の多くは「単相3線式」という配線方式で電気が供給されています。これはL1相・N(中性線)・L2相の3本の線で構成され、100Vの家電はL1相またはL2相のどちらか一方に、200Vの家電(一部の大型エアコンやIHクッキングヒーターなど)は両相にまたがって接続される仕組みです。
このため、エアコンを2台同時に使う場合、契約アンペア全体には余裕があっても、2台が同じ相に集中して配線されていると、その相だけ先にブレーカーが落ちることがあります。実際の電気工事では、複数台ある場合はL1相・L2相に分散して配線するのが一般的な対策です。
エアコンのカタログに記載されている「定格消費電力」は、JIS規格に基づく基準条件での値で、必ずしも実際の使用時の消費電力と一致しません。インバーター制御のエアコンは、起動時に低い周波数から徐々に立ち上がるため始動電流が小さく、設定温度に達した後は能力を落として運転するため、定格値より低い電流で動作している時間が長くなります。本ツールの「実使用目安モード」では、この特性を踏まえた目安値で計算します。
単相3線式かどうかは、どこで確認できますか?
分電盤を開けて確認するのが確実です。アンペアブレーカーから2本の太い線(L1・L2)と中性線が出ていれば単相3線式です。古い住宅の一部では単相2線式の場合もあります。
契約アンペアを上げれば、L1相・L2相の偏りは関係なくなりますか?
契約アンペア自体を上げても、配線が同じ相に集中していれば偏りは解消されません。配線の振り分けを見直すか、増設工事で相を分散させる必要があります。
200Vのエアコンは、なぜL1・L2の両方に影響しますか?
200V機器はL1相とL2相の間(線間)の電圧を使って動作するため、構造上どちらの相にも同じ大きさの電流が流れます。そのためどちらか一方の相だけに乗せることができません。